IT導入補助金は業務の効率化や生産性の向上を目的として、販売管理、会計ソフトや勤怠管理システムなどの導入に対して一部が補助される制度です。内田洋行ITソリューションズは累計1,500件を超える豊富なIT導入補助金の申請実績でIT導入を支援いたします。
INDEX
1.IT導入補助金とは
2.2023年度IT導入補助金の補助額と補助率
3.IT導入補助金の補助対象者
4.申請対象となるもの
5.2022年申請の分析と2023年申請の展望
6.IT導入補助金2023のスケジュール
7.よくある質問
インボイス制度への対応にはIT導入補助金を活用ください!
累計1,500件を超える豊富な申請実績でお客様のIT導入を支援いたします。
記載の内容は2023年3月に公開された情報を基に作成しております。申請開始後には変更があるかもしれないことご了承お願いします。
IT導入補助金とは
IT導入補助金は中小企業・小規模事業者が業務の効率化や生産性の向上を目的として、販売管理ソフトや会計ソフト、勤怠管理システムなどの導入に対して一部が補助される制度です。
デジタル化基盤導入枠では補助率3/4~2/3、最大350万円が補助金として受給可能に
2022年第2次補正予算の成立により、今年も通常枠では最大450万円、インボイス対応を目的としたデジタル化基盤導入枠では最大350万円が補助されます。2022年からの変更点としては通常枠では下限金額引き下げ、デジタル化基盤導入枠では下限撤廃となっております。
2023年10月より導入されるインボイス制度はほとんどの企業が関係し、対応を求められております。
これを機に、販売管理システムと会計システム両方を見直しを行ってはいかがでしょうか?
2023年度IT導入補助金の補助額と補助率
A類型 | B類型 | デジタル化基盤導入類型 | 商流一括インボイス対応類型 | ||
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補助対象 経費区分 |
ソフトウェア購入費・クラウド利用料(最大2年分補助)・導入関連費等 | ソフトウェア購入費・クラウド利用料(最大2年分補助)・導入関連費等、ハードウェア購入費 | クラウド利用料 (最大2年分補助) |
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補助上限額・ 下限額 |
5万円~150万円未満 下限を引下げ |
150万円~450万円以下 | 50万円以下 下限を撤廃 |
50万円超~350万円 | 下限なし~350万円 |
補助率 | 1/2以内 | 3/4以内 | 2/3以内 | 中小企業・小規模事業者等:2/3以内 その他の事業者等:1/2以内 |
|
主な補助対象 | ソフトウェア (単体) |
ソフトウェア (複数機能必須) |
〇会計・受発注・決済・EC機能を持つソフトウェア (50万円超申請の場合は2機能以上必要) 〇上記システムを利用するためのPC・タブレット・レジ・券売機 |
インボイス制度に対応をした受発注の機能を有している、クラウド型ソフトウェア |
*赤字は2022年からの変更点
「複数社連携IT導入類型」や「セキュリティ対策推進枠」も引き続き実施予定となっております。
実施詳細に関してはIT導入補助金公式サイトをご覧ください。
IT導入補助金の補助対象者
中小企業(飲食、宿泊、卸・小売、運輸、医療、介護、保育等のサービス業の他、製造業や建設業等も対象)および小規模事業者等
*2023年の申請対象となる企業は公募要領をご覧ください。
申請対象となるもの
事業の効率化に寄与するソフトウェア購入費、クラウド利用料、導入関連費が対象です。
デジタル化基盤導入枠では上記に加え一部のハードウェア購入費が対象となります。
デジタル化基盤導入枠
デジタル化基盤導入枠では「会計ソフト」「受発注ソフト」「決済ソフト」「ECソフト」とその導入費が補助対象となり、それ以外の機能を持つソフトウェアは申請できません。
※会計、受発注どちらかの機能のみの場合は最大50万円となります。
デジタル化基盤導入枠活用例
*価格は補助金計算のためのサンプル価格です。正式な価格は別途お見積りとなります。
2022年申請の分析と2023年申請の展望
2022年の傾向
当初は従来から行われている通常枠の方が申請件数も多く、デジタル化基盤導入枠はあまり注目されておりませんでしたが採択が進むに連れ採択率の高さが注目を集め申請が増え最終的には申請件数・採択件数ともに通常枠よりデジタル化基盤導入枠の方が多くなりました。
2022年の全国の採択率(2022年3月3日交付決定まで) | |
---|---|
A類型 | 57.6% |
B類型 | 50.5% |
デジタル化枠 | 83.0% |
2023年の展望
今年のデジタル基盤導入枠は補助額の下限が撤廃されます。下限撤廃の背景には小規模事業者・個人事業主のインボイス対応が進んでいないとの認識からかと思われます。
ただし、少額での申請は申請作業にかかる手間を考えるとおすすめは致しません。
申請額にかかわらず申請作業のボリュームは変わりませんので、一度の申請で複数のソフトウェア導入をおすすめいたします。
通常枠も引き続き実施されます。
デジタル化基盤導入枠で申請できるソフトウェアは「受発注」「会計」「決済」「EC」のどれかの機能を保有していなければならないので、昨年同様導入したいソフトの機能によっては通常枠で申請する必要があります。
クラウド利用料が2年分まで申請可能となりましたので、昨年よりも使いやすくなりました。
インボイス対応と補助金の活用
現状、インボイス対応のためのシステム導入に直接活用できる補助金はIT導入補助金のみとなっております。
政府は中小企業のインボイス対応を求めている以上、今年もデジタル基盤導入枠は高い採択率を維持するのではないかと思われます。
ただし、既存システムの改修にはIT導入補助金は適用できません。
レガシーシステムのインボイス対応をご検討であれば、これを機にインボイスに対応した受発注システムと会計システム合わせての新規導入を検討してはいかがでしょうか。
デジタル化基盤導入枠では上記組み合わせで最大350万円が補助されます。
申請の流れ
IT導入補助金では認可されたIT導入支援事業者との共同申請が必須となります。
まずはITベンダーにご相談頂き、申請をご検討ください。
まずは内田洋行ITソリューションズにご相談ください!
IT導入補助金2023のスケジュール
IT導入補助金2023 交付申請の受付開始は2023年3月28日(火)となります。
最新の情報はIT導入補助金の公式サイトをご確認ください。
よくある質問
- Q申請は単独で行えますか?
- AIT導入補助金の申請は登録されたITベンダー(IT導入支援事業者)との共同申請が必要です。
複数のITベンダーからの申請・導入は行えず、必ず1社IT導入支援事業者を選択し、事業実施の際はそこからの購入が必須となります。 - Qどのようなソフトウェアを申請できますか?
- A内田洋行ITソリューションズでは販売管理ソフトスーパーカクテルシリーズなどの内田洋行製ソフトウェアはもちろん自社製品・他社製品問わず取り扱いのあるソフトウェアの申請が可能です。取り扱い製品に関しましてはお問い合わせお願いします。
ただし、弊社ではECサイトの作成業務は行っておりません。また、お客様のご希望の製品・地域によっては対応できず支援をお断りさせて頂くこともございます。ご了承お願いいたします。 - Qハードウェアのみ申請したいけどできますか?
- AIT導入補助金ではソフトウェアの導入が必須となっております。
デジタル化基盤導入のみ、ソフトウェアとセットでのハードウェアの申請が認められております。 - Q過去にIT導入補助金を活用していても申請できますか?
- A要件を満たせば申請が可能です。
また、デジタル化基盤導入枠は過去もしくは同年に通常枠を活用していても申請が可能です。 - Q他の補助金・助成金との併用はできますか?
- A補助対象となる事業内容(ソフトウェア)が重複しなければ申請可能です。
- Qリースは対象になりますか?
- Aリースは補助対象外になります。
- Q補助金は事前に受け取れますか?
- AIT導入補助金では交付決定後にまず先に、事業に要した経費を支払う必要があります。
事業実施完了報告後に審査があり、全て完了した後に補助金が振り込まれます。 - Q申請に対して手数料はかかりますか?
- A内田洋行ITソリューションズではIT導入補助金の申請に対しての手数料は頂いておりません。
2023年のIT導入補助金もお任せください!
本記事では、2023年度のIT補助金についてお伝えしました。お役に立てましたでしょうか?
各種基幹システムやパッケージソフトの導入をご検討の方は、この機会にぜひ一度ご相談ください。